【埼玉】砂壁に広がるカビ臭|掻き落とし+防カビ工事で再生する方法
2025/11/28
■ 砂壁にカビ臭が広がる理由|“見た目以上”に深刻な下地の問題
築20年以上の戸建住宅には和室があると思います。
和室の壁の砂壁カビは、表面上の問題だけではありません。
壁の内部に湿気が滞留し、石膏ボード・下地材まで湿気が入り込むことで菌が発芽 します。
特に
・外壁側の押入れ
・1階の和室
・風通しの悪い部屋
生活で湿気が集まりやすい部屋
こうした環境では、砂壁の「柔らかい表面」が湿気を抱え込み、
カビ臭が部屋全体に充満しやすくなります。
皆さんが思っている以上に、砂壁のカビ臭はアレルギー疾患を持病とされる方いる時は
深刻な健康被害に遭うことがありますので、軽視しないほうが良いでしょう。
下の写真のように、小さな斑点から始まり、
気づいた頃には “壁一面がまだら模様” になることも珍しくありません。
📷写真は、砂壁に見られる激しいカビ臭を伴うカビです。
表面上のカビ対策何の効果もありません。時間経過と共にカビは再発しカビ臭を再発させます。
■ 砂壁は表面掃除では止まらない|掻き落としが必要な背景
砂壁は 薬剤を吸い込む素材 です。
そのため、家庭の洗剤やアルコールを使っても 根の部分までは届きません。
砂壁の細かく小さな粒子1つ1つに防カビ工事することは現実的ではありません。
さらに砂壁は、
・仕上げ層が薄く
・表面に凹凸があり
・湿気と胞子を抱え込みやすい
という構造的な弱点を持っています。
つまり、表面を拭いても“根”が残るため、再発が確定している素材 です。
そのためプレモでは 掻き落とし → 下地の露出 → 防カビ工事→壁紙張りが基本になります。
■ 掻き落とし後は「カビ取り→殺菌消毒→防カビ施工」で根から再生
掻き落とし後にようやく “本番” です。
▼ 防カビ工事の正式工程
① カビ取り(カビ色素の漂白と殺菌)
② 殺菌消毒(より菌・胞子の死滅促進)
③ 防カビ施工(カビ発育阻害環境つくり)
この3工程を行うことで、はじめて
カビ臭の除去・再発抑止・下地の保護 が成立します。
一般的な、砂壁掻き落とし防カビ工事の場合は②と③で終わるケースも多々あります。
📷写真は、砂壁掻き落とし後の下地防カビ工事です。
殺菌消毒と防カビ施工(抗菌コーティング)でカビの再発抑止下地を作っています。
■ 砂壁カビは「放置=悪化」|再発させないための生活ポイント
砂壁は湿気を吸いやすいため、生活習慣の影響も強く受けます。
・押入れや和室を閉め切らない
・室内干し・加湿器の使い方を工夫する
・使わない部屋でも換気を行う
・梅雨〜夏前は特に意識する
放置すれば、下地の石膏ボードが交換レベルに悪化 することもあります。
※多くの砂壁下地は、ラスカットにモルタル下地であることが多いので、心配はいりませんが、石膏ボードに砂壁が仕上げている時は要注意です。
他にも、冬から春に砂壁のカビ臭を強く感じた時は、寒い時期でもカビ繁殖活動が活発化
している証拠ですので、早めの掻き落とし防カビ工事をおすすめします。
■ まとめ|砂壁のカビ臭は“掻き落としてからが本番”です
・砂壁のカビは、表面を拭くだけでは止まりません。
(過去にメラミンスポンジで砂壁を拭いているお客様もおられましたが、カビ臭は止まりませんでした)
・砂壁に合板や石膏ボードの直貼りは、
臭いものに蓋状態になりますのでおすすめしません。
・砂壁に塗装するのも、時間経過と共に
剥がれますのでおすすめできません。
・砂壁に壁紙張りも剥がれますのでお勧めすることはできません。
いずれも、問題の先送りにもなりません。
このような工事をすすめられたら、再考するようにしましょう。
柔らかい素材ならではの“根の残りやすさ”があり、
掻き落とし → 下地処理 → 防カビ工事 →壁紙仕上げが最適です。
お部屋のカビ臭、押入れのカビ、砂壁のまだら模様でお困りの方は、
プレモまでお問い合わせください。
👉 和室砂壁のカビやカビ臭でお困りの時は、「砂壁・珪藻土のカビ」ページをご覧ください。
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