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マンションの洗面所はなぜカビやすいのか?

マンションの洗面所はなぜカビやすいのか?

2025/09/30

1. コンクリート直張り壁紙の結露とカビ

マンションの洗面所や洗濯機置き場は、見た目には普通の壁紙に見えても、実際にはコンクリート直張りの壁紙施工になっていることが少なくありません。
直張り施工は壁の裏に空気層や断熱材がないため、外気や室温の影響を受けやすく、結露が発生しやすい構造です。(表面加工の壁紙を張ると壁紙裏にさらにカビが発生しやすくなります)
その結果、壁紙の裏でカビが繁殖し、やがて表面に黒カビが浮き出てくるケースもあります。これはまさに「時限爆弾を抱えて生活している」ようなものなのです。

コンクリート直張り壁紙のカビ

コンクリート直張り壁紙は温度差で結露が発生しやすく、劣化の原因にもなります。そのため結露を放置し続けるのは良いことではありません。📷写真は結露によりカビが発生した壁紙です。

温度差が激しい洗濯機裏のカビ

📷写真は、洗濯機裏のコンクリート直張り壁紙のカビです。ここまでカビを発生させることは回避したほうが良いでしょう。洗濯機にも建物側にも良いことは何一つありません。


2. 洗濯機置き場の温度が発生する理由

洗濯機置き場は、湿気・温度差・換気不足の3条件が揃いやすい場所です。

・洗濯機が大きく壁に密着しているため、風通しが悪い
・洗濯機の乾燥機能で熱がこもり、壁面の温度が上昇
・冷房や冬場の外気との温度差で結露が発生

裏側は掃除がしにくく、ホコリが溜まりやすい → カビの栄養源になる

さらに厄介なのが、斜めドラム式洗濯機です。重量があり、一人で安全に移動することはほぼ不可能。無理に動かせば床や壁を傷つけるリスクもあります。そのため、工事の際には便利屋さんや内装業者に依頼して移動を行うケースも多く、見た目以上に人件費や手間がかかる場所なのです。


3. 防カビ結露対策工事をすすめる理由

洗濯機置き場のカビは、壁紙を張り替えるだけでは解決できません。総パテ処理などで隠しても、結露が続く限りカビは再発します。
そこで有効なのが、防カビ結露対策工事です。

・防カビ工事で一旦カビをリセット
・結露対策用シートを貼り、湿気を取り込み放出
・室内側はさらさらの状態を維持できる
・もしシートにカビが発生しても、再施工やメンテナンスが可能

根本から「結露とカビの連鎖」を断ち切れる工事だからこそ、洗濯機置き場のような過酷な環境には特に有効です。

👉壁紙とコンクリート下地の間に、結露対策用シートが一枚入るだけで、結露を劇的に抑止することが可能になります。


まとめ

洗濯機置き場の背面は、結露・湿気・ホコリ・温度差が重なり、カビが最も繁殖しやすい環境のひとつです。
しかも斜めドラム式洗濯機などの影響で、工事自体も「小さなスペースなのに大掛かり」になりがちです。

プレモでは、コンクリート下地が劣化する前に、防カビ結露対策工事で住まいを守ることをおすすめしています。
「見た目を直す」だけでなく、「結露を抑えてカビを再発させない」ことが何より大切です。


👉コンクリート直張り壁紙については、「カビと結露対策」ページをご覧ください。

👉対応エリアについては、「施工対応エリア」ページをご覧ください。


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