【埼玉・東京】コンクリート直張りの結露でよれる壁紙|賃貸天井クレーム現場
2025/11/20
■ はじめに|天井の“よれ”は結露のサイン
賃貸住宅の現場で、冬になると必ず増える相談があります。
「天井の壁紙がよれて波打っている」
「施工不良ではないの?」
「管理会社に言ったら“様子見で”と言われた」
こうしたお問い合わせの多くは、
結露による壁紙裏の湿気滞留 が原因です。
特に、築30年以上のマンション・団地に多い
コンクリート直張り壁紙 は、
冬になると“天井がよれる”現象が頻発します。
■ コンクリート直張り壁紙がよれる理由
ポイントはひとつです。
🔵 コンクリートそのものが“冷たい”
冬の室内、暖房で温められた空気が
天井付近で冷えたコンクリートに触れると、
空気中の水蒸気が液体(結露)になります。
🔵 直張りは逃げ場がない
・石膏ボードのような空気層がない
・室内側がすぐコンクリート
・温度差が極端に大きい
・湿気が裏側に溜まりやすい
これらが重なると、
➤ 壁紙裏に水分が溜まり
➤ 乾かず
➤ 波打ち・よれが発生
(部屋がカビ臭くなります)
➤ その後、黒カビへ
という流れになります。
■ 結露でよれた天井壁紙
下記写真のように、よれ・皺・波打ちは
結露によって壁紙が湿気を抱えたサイン です。
剥がれる寸前になることもあり、
補修しても同じ場所が再発するケースが多く見られます。
■ 結露は自然乾燥しない|直張り構造の弱点
賃貸オーナーや管理会社の多くが誤解している点があります。
❌ 「乾けば元に戻る」
→ 戻りません
❌ 「張替えれば解決する」
→ 根本の温度差が消えないため再発します
直張り構造は、
・冷える
・乾きにくい
・湿気が溜まる
という“結露しやすい3条件”が揃っています。
壁紙張替えだけでは、必ず再発します。
■ プレモ防カビ結露対策工事とは
プレモが行う
防カビ結露対策工事 は、
表面を綺麗にするための工事ではありません。
目的はただ一つ。
🔵「結露を止め、カビを抑止する」こと
工程は次の通りです。
1. カビ取り
2. 殺菌消毒
3. 防カビ施工
4. 結露対策用シート貼り
5. 吸放湿壁紙仕上げ
特に 4の結露対策用シート が決定打になります。
冬でも“ひんやりしにくい”状態を作り、
直張り構造の弱点である“冷たさ”を緩和できます。
■ 結露対策用シート+吸放湿壁紙仕上げ
📷写真は、結露対策用シート貼りの翌日、
吸放湿壁紙張りで仕上げしている様子。
この仕上げによって、
・壁紙裏の湿気が滞留しにくい
・温度差が緩和
・天井のよれが再発しにくい
・黒カビ化を抑止
という効果が期待できます。
賃貸オーナーが最も喜ぶのは、
「入居者からのクレームが消える」 ことです。
■ 賃貸オーナーが放置で失うもの
天井のよれを放置すると…
・黒カビ拡大
・壁紙全交換
・入居者退去
・募集のための原状回復費用
・“カビ臭い物件”というレッテル
さらに、結露対策工事まで行うことになり、
十数万円の出費が必要になりますが、確実に
お部屋が改善しますのでその差は歴然です。
大家さんの対応が遅れれば遅れるほど、入居
者からの信頼を無くしてしまうことに繋がり
ますので、早期に対策するのが賢明です。
■ まとめ|結露を止めることは、健康と建物を守ること
直張り天井の“よれ”は、
施工不良でも老朽化でもありません。
結露が原因です。
天井全体の壁紙がよれているなら、
かなり危険信号が発せられていると
考えた方が賢明です。
カビ臭い部屋になり、部分的な黒カビ
も発生します。
そして、
結露を止めなければカビは止まりません。
一般の断熱工事ではなく、プレモ防カビ
結露対策工事が第一選択です。
プレモは、
「防カビ工事20年」
「直張り壁紙の結露対策に特化」
した現場型の施工業者です。
防カビ工事では止められない結露を
プレモ防カビ結露対策工事が止めます。
結露を止めることは、健康と建物を守ること。
気になる症状があれば、早めにご相談ください。
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有限会社プレモ
〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)
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