コンクリート直張り壁紙に潜む結露とカビ ~防カビ結露対策工事の必要性~
2025/09/22
1. コンクリート直張り壁紙と結露の関係
分譲賃貸マンションや団地に多い「コンクリート直張り壁紙」。一見普通の壁紙に見えますが、実は結露が発生しやすく、カビの温床になりやすい構造です。
壁紙の裏に空気層がないため、外気温と室内温度差で壁表面に水滴が付きやすくなります。この結露が繰り返されることで、壁紙の裏側や表面に黒カビが繁殖してしまいます。
【もう少し解説】
リビング側からの暖かい空気が、冷えているコンクリート直張り壁紙に接触し、空気中の水蒸気が液体(結露)に変化することが多いのでカビが止まらなくなります。つまり、途中で暖かい空気が来ないように空気を引っ張り上げれば結露は現象します。(住み方の工夫)
2. 被害は目に見える部分だけではない
結露によるカビは、壁紙表面だけにとどまりません。裏側にまで進行してしまうと、お客様自身が壁紙を剥がして様子を見ざるを得ないケースもありますが、自ら壁紙剥がしをしてはいけません。コンクリート下地のカビが繁殖し放題になるからです。安易な壁紙剥がしは止めましょう。剥がす時は専門業者の指導を受けながら行ったほうが間違いありません。
3. 防カビ工事だけでは不十分な理由
「防カビ工事をしたのに2年もたずに再発した」というご相談を受けることもあります。
例えば町田市のケースはレアケースですが、他社が防カビ工事を行ったものの、再発し、下見させた3社以上が全て同じ「壁紙を剥がして様子見しましょう」でした。様子見と言うのは解決策が無いと言っているようなものです。これが今の防カビ工事業界の現状でしょう。
📷写真は、東京都町田市(現在は対応不可地域)の天井コンクリート直張り壁紙の結露です。
防カビ工事しても結露が止まる訳ではありませんので、無駄な工事になる確率が高いと言えます。
4. 防カビ結露対策工事で根本改善へ
プレモでは、コンクリート直張り壁紙を対象に「防カビ結露対策工事」をご提案しています。
これは、防カビ工事に加えて結露を抑える特殊処理を行うことで、再発を大幅に減らす方法です。
この防カビ結露対策工事を行えば、「カビを取って終わり」ではなく「結露そのものを抑える」ことで、長期的に安心できる住環境を実現できます。「カビを止めるにはまず結露から」を具現化した工事と言えます。
この防カビ結露対策工事は「コンクリート直張り壁紙」を対象にしています。
石膏ボードの防カビ結露対策工事は、石膏ボード交換が必須になりますので強くおすすめはしていません。
まとめ
コンクリート直張り壁紙のカビは、防カビ工事だけでは再発を防げません。結露が原因である以上、「様子見」では解決しないのです。
プレモの防カビ結露対策工事なら、結露を抑えながら防カビ工事を活かし、住まいと健康を守ることが可能です。
「結露とカビに悩まされ続ける暮らし」から「安心できる住環境」へ。
これこそが、プレモがご提供できる価値です。
👉さらに詳しくは、「カビと結露対策ページ」をご覧ください。
👉賃貸住宅のコンクリート直張り壁紙の結露カビでお困りの時は。「賃貸住宅のカビ」をご覧ください。
👉大家さんで、天井結露でお困りの時は、「天井結露のページ」を参照ください。
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