【漏水後解体出来ない】木材カビに防カビ工事を行いましょう
2025/05/15
漏水後の解体出来ない木材に
漏水が発生し、解体した時漏水を軽視したリフォーム会社や建築会社は木材を残すことがあります。
■ 解体出来ない木材カビ
「これは解体出来ないんだよ」や「解体する程酷い漏水じゃないから」と言われますが、実際に床を解体すると写真のような下地材のカビが発生していました。
このような事例は実に多く「漏水後2~3時間程度で止まったんですよ」という事例でも実際は給水管・給湯管・排水管によって被害が全く異なることを理解してくれません。
■ 給水管・給湯管・排水管の漏水被害は違う
給水管の場合、濡れたMDF建材(主に巾木や家具、洗面所や流し台収納内)にカビが繁殖しやすくなりますし給湯管の場合、冬の漏水などでは天井裏にまでカビを繁殖させ部屋の四隅にとんでもないカビ繁殖を発生させることになります。排水管の場合、お湯を含む汚れた生活雑排水ですからカビ繁殖被害が拡大することになるでしょう。
確実にピンポイントで「ここだけが濡れた」と言い切れる時だけ大きな解体は必要ないと思っています。
■ 直ぐに復旧してもらいたいのは分かりますが
1度の保険対応で住むならしっかりやったほうが間違いないと思うのですが、お客様は直ぐに復旧して元の生活に戻りたい!と仰られるので広めの解体が出来ない時があります。
その結果、復旧したらカビ臭い!と言われるお客様の実に多いこと。
先ほども書いたように「ここだけが濡れた」と直ぐに拭き取って問題無いような時以外は怪しいと考えたほうが間違いありません。(調査も必要になりますので床を開口する必要が出て来るでしょう。いずれにしても多くの漏水後のお部屋やお住まいは被害状況を確認するしかありません)
■ 漏水後は広めの解体と防カビ工事を
例えば、木材と木材が合わさる箇所に刷毛も噴霧も薬剤が行き渡らないことがあります。
写真のように合板裏側の僅かな隙間に薬剤を仮に噴霧してもカビが繁殖しているならキレイに除去出来ているかまで判断出来ませんし、現実にカビ取りするのは無理があります。(だから解体なのです)
弊社も仕事ですから、指示された箇所の防カビ工事のみ行うこともありますが「その場所に防カビ工事すると後々カビ臭さを感じなくなるのに・・・」と思うことも良くあります。
建築会社やリフォーム会社との漏水後の考えの見解の相違がある時は苦労します。
「解体しなくても防カビ工事で何とかなるでしょ?」と誤った考えの人も多く見受けられますが、防カビ工事が出来る場所・出来ない場所があることも知っていただければと思います。
それらを踏まえた上で、漏水後の解体出来ない木材には最低でも防カビ工事は行うようにしましょう。
漏水後の壁天井床のコンクリート・解体出来ない木材のカビやカビ臭が心配な時はプレモまで問い合わせください。
埼玉と東京の一部地域に対応します。
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東京寄りの神奈川の一部地域に対応します。
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