有限会社プレモ

【建築中・竣工後】住宅床下潜る条件(基礎内断熱工法含む)

【建築中・竣工後】住宅床下潜る条件(基礎内断熱工法含む)

【建築中・竣工後】住宅床下潜る条件(基礎内断熱工法含む)

2024/04/12

侵入しやすい気密床下点検口

床下点検口の位置や広さが十分にある場合、養生も比較的簡単でスムーズに工事に入れます。
👉 点検口が広ければ、短時間で安全に調査・施工が可能です。

気密床下点検口は40㎝以上

気密床下点検口の高さは40㎝以上必要です。

点検口からの高さが40㎝以上あれば侵入が可能です。ただし配管の位置次第では、思った以上に作業が難航する場合もあります。

侵入し難い床下基礎内断熱工法

床下基礎内断熱工法に気密床下点検口はさらに床下への侵入は厳しくなります。

角度が無い場合、コンクリートスラブに横たわっているスタイロフォーム系断熱材を一度外してもらうこともあるでしょう。

侵入するには危険な床下点検口

点検口のすぐ下に配管がびっしり通っている場合、侵入は非常に危険です。作業中に配管を破損する恐れがあるため、無理に潜ることはできません。

配管が多い床下点検口からの侵入は出来れば回避したいと考えております。

養生必須の通気口

新築物件特に注文住宅で目にするのは、1階フローリングに設置されている通気口です。

床下がカビてしまうと通気口から室内にカビ胞子が流入することがありますので、竣工前なら窓を開け換気しながら通気口を養生する必要があります。

通気口開閉はかなり甘いので養生しなければ床下の臭いが室内に流入することになります。

竣工前なら慌てる必要はありません。竣工後なら壁紙表面などに防カビ工事すればカビを一掃出来ますのでご安心ください。

時間かかる床下基礎内断熱工法合板カビ

床下基礎内断熱工法の構造用合板に繁殖したカビは非常に厄介で、防カビ工事するにも時間も薬剤消費量も増え費用もかかることになりますが、弊社の場合、1階15坪(約50㎡)で上記写真のようなカビが繁殖している場合、工事期間は3日~4日間かかります。工事費用は税抜20万円~になります。

基礎内断熱工法の合板カビは再発しやすいので、現場監督達がカビ取りして終えるような相手ではありませんのでお間違いないように。

特に湿気が充満している・サウナのような床下は改善しないと防カビ工事も効かないことがありますのでご注意ください。

配管と留め金具で奥にいけない床下

新築住宅でも配管や留め金具が邪魔して奥に進めないことがあります。高さ24cmは一般の成人男性でも無理があります。

排水管を押し込んでも留め金具が邪魔して奥に行くことが難しいのです。排水管の位置は以上に重要だと思わせる床下です。

熱交換システムで奥に行けない床下

床下基礎内断熱工法を採用している新築住宅では床下に熱交換システム機器があります。

写真のようなジャバラホースが横たわっていると奥に進めませんので、別の箇所に床下点検口を設けてもらう必要があるでしょう。

また熱交換システム機器周辺はカビ臭が発生しやすいことがありますのでご注意ください。

最低限の人通口の高さ

人通口の高さが34cmあれば十分です。
通常は28~30cm程度です。

新築住宅の多くはこの高さが十分ありますので防カビ工事もしやすくなります。人通口の高さが24~26㎝だと人が通るには無理がある高さと言えるでしょう。

人通口に必要な幅

新築住宅の人通口幅は60㎝程度あれば十分。

過去においては幅が40㎝程度の住宅もありますが、人通口はとても重要な場所ですので潜りやすい場所=防カビ工事しやすい住宅とお考えください。

■ 建築中注文住宅が雨に濡れた時どうするか
建築中注文住宅や竣工後3年以内の住宅は、建築中雨水が床下に溜まったり構造用合板などが雨に濡れて水分含有量が高くなりカビが繁殖しやすくなります。

■ 床下基礎断熱工法の防カビ工事後は点検を
建築中注文住宅において床下基礎断熱工法を採用しカビが繁殖した時は、弊社防カビ工事を行った後1年以内に1度無料点検を行っています。(対応出来る地域に限りはあります)

■ 床下に溜まる雨水の対処は

床下雨水が溜まってしまった時は、建築中の工事を一旦止めてでも水抜きと乾燥が必要です。
水抜きと乾燥が1週間以上遅れるとコンクリートスラブ(床)や基礎立ち上がり部位に防カビ工事する必要が発生します。(打設したコンクリートと言えどもカビが繁殖します)

■ 雨に濡れた構造用合板は交換か防カビ工事か

雨濡れた構造用合板については、施主様が指摘しないとそのままフローリング材を貼られてしまいますので、住み始めてフローリング材にカビが発生して来ることもありますので一度で済ますために構造用合板の交換をお勧めしています。

その上で床下に溜まった湿気を一気に逃がすことでカビが繁殖するスピードを抑えることが出来ますが、ここで勘違いしがちなのが「乾燥させればカビは死滅する」と未だに言い続ける大工や現場監督がいます。これは間違いですし、今の木材合板は防腐剤(ホルムアルデヒドなど)が含まれていませんので雨に濡れるとカビやすくなります。

「乾けば大丈夫」という言葉を鵜呑みにしてはいけません。
実際には、雨に濡れた合板や床下はカビやすく、そのまま放置すれば入居後にトラブルになることもあります。

👉 不安を感じたら、専門業者プレモにご相談ください。
埼玉県上尾市から片道30km圏内を中心に、直接施工で責任を持って対応いたします。

【関連ブログ】【床下潜る条件】築30年以上の住宅はハードルが高い(追記あり)

【神奈川県葉山町】建築中からの床下基礎内断熱合板カビ



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