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【床下潜る条件】築30年以上の住宅はハードルが高い(追記あり)

【床下潜る条件】築30年以上の住宅はハードルが高い(追記あり)

【床下潜る条件】築30年以上の住宅はハードルが高い(追記あり)

2024/03/29

床下点検口45㎝角以上必須

築30年以上の住宅床下はキッチンや洗面所に床下点検口があるものです。中には床下点検口が無い住宅も意外とあります。床下点検口が無い住宅は設置するしかありませんが、畳下の荒床や押入れ底板に床下業者が侵入口を設けることがありますが、あまりにも小さいのでそのような侵入口は点検口とは呼べず弊社では対応不可となります。床下点検口は写真のような床下収納がある無し関係なくしっかり設置している45㎝角以上で理想は60㎝角が床下下見や防カビ工事の必須条件になります。

床下点検口からの床下高の測り方

床下の測り方は写真の通りです。布基礎で土間の場合は床下点検口を開け、床下収納があれば一旦室内に移動していただき、スケールで寸法を測るのが正しいやり方です。ただし住宅によっては床下収納を入れるために床下を掘っていることもありますので測り方を間違えないようにしてください。掘った部分からの寸法は間違いですのでご理解ください。弊社の床下下見及び床下防カビ工事を行うのは床下高40㎝以上が基本になります。ぜひ覚えていただければと思います。

間違った場所での床下侵入口

群馬県前橋市で床下の下見をする予定でしたが、開口部は27㎝✖41㎝の大きさで火打土台が邪魔して侵入出来ませんでした。これは床下業者が潜るために設置した開口部になりますが、実際はかなり狭く作業するための床下開口部としては問題ありと判断し床下に潜ることなく下見を終えています。床下侵入口はあります!と言われて伺ってみても実際は人が潜れるサイズではないことも多々ありますので、床下業者が設置した侵入口は信じておりません。

床下業者の侵入口は異様に小さい

床下点検口が無い住宅は数多く存在します。床下のシロアリ駆除などで床下業者は確認するための侵入口を設置するのに適しているのが和室の畳下(荒床)や押入れ底板になります。ですがその開口寸法は異様に小さく人が潜れるようなサイズではありませんので、下見せず終えることがあります。ご自宅の床下点検口(床下収納)の有無や床下侵入口のサイズが十分にあるのか?の確認をした上で問い合わせください。

床下高が低いと人通口はさらに低い

床下高が低いと床下点検口の設置場所次第では角度が無いので侵入するのに相当苦労しますので弊社ではどんなに低くても床下高40㎝以上と決めています。40㎝以上と決めているもう1つの理由は「人通口」です。各部屋に移動する内基礎に設置されている人通口は以前弊社が決めていた35㎝の場合、26㎝未満が多く人が通れる高さギリギリもしくは不可となることが多く、今では床下高35㎝でも厳しいと判断する住宅があるので困ることがあります。
そこで現在は40㎝以上と決めておりますが、人通口や大引き下が通れる高さがあれば作業は十分行えますので、まずは下見で潜ってから!になります。
 

人通口が異様に狭く低いのは不可

住宅によっては人通口自体が存在しないことがあります。各部屋で空気の流れを遮断していますのでカビやすいのですが、人通口を設けるということは内基礎の一体となっている鉄筋を解体することになりますので耐震性に問題が生じるを弊社は考え下見時点で断念することがあります。床下業者は振動ドリルで解体していますが、いくらアラミド繊維などで部分的に補強しても住宅の耐震性が落ちることには変わりはありません。人通口は高さが30cm以上幅が60cm程度あれば潜って作業することが可能ですが、築30年以上の場合幅も無ければ人通口の高さも十分に無いというケースもあり奥に進めないことがあります。

根絡みが邪魔で床下潜れず

根絡みと言うのは写真のように束柱に貼り付いている板を言います。昔の仮設の名残だと弊社は考えていますが人によっては耐震性が上がると信じている方もおられますので「根絡みは壊さないで」と強く主張される方がおられますので写真のような状況でここからしか潜れない場合、根絡みに四方を囲まれていますので下見も工事も不可となります。

ガス管が邪魔して奥に進めず

やっと潜って先に進もうと人通口を抜けた時、ガス管がちょうどいい高さにあり、先に進めないことがあります。これは潜ってみないと分かりません。最近のガス管は動いてくれるのですが、築30年以上のガス管はどうにこうにも動きませんので奥に進むことが出来ません。床下下見や防カビ工事する上でガス管がちょうどいい高さにある時は断念します。

上記の8つのケースをご紹介しましたが、築30年以上で弊社が潜って防カビ工事するような住宅は意外と少なく現在の住宅とは大きな差があります。根絡みや人通口は分からないと思いますので、床下高と床下収納や床下点検口だけでもご確認いただき、よろしければプレモまで問い合わせ・相談ください。埼玉・東京を中心に千葉・神奈川や群馬・栃木・茨城に対応しています。

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