住宅床下基礎内断熱工法の漏水後アルコール消毒はあり得ない
2024/07/23
床下にアルコール消毒はダメ
カビが発生している、あるいはこれからカビが繁殖するであろうと推測される床下それも基礎内断熱工法の構造用合板(※写真)に対しアルコール消毒を使用してはいけません。カビ取り及び殺菌消毒をキッチリ行わないとカビが簡単に再発することになります。
写真のような白カビは特に再発力が凄まじいのでアルコール消毒は意味の無い作業になりかねません。と言うのもアルコール(度数70%)でもカビとの接触時間が長くないと効果が得られないのです。さらに非常に揮発性が高いので揮発させないようにしなければいけませんがこれは現実的ではありません。
タッパーのような容器の中にアルコールを入れ、カビが発生した建材を漬け込み蓋をすることが床下で出来るか?を聞かれたらNOと言うでしょう。それがアルコール消毒の限界ということなのです。ですから床下業者がアルコール消毒します!と言った時点で「何も知らない人」が説明していると判断しても間違いではありません。
【関連ブログ】消毒用エタノールや高濃度アルコールでカビは死滅するか<追記アリ>
床下基礎内断熱工法では通気することがほとんどありませんので、カビ取りや殺菌消毒などをふんだんに使用することは慎重にならないといけませんが、それでも必要な作業は徹底的に行い住宅床下を守るべきでしょう。抗菌コーティングである防カビ施工も水溶性ですので水を大量に使用するのは事実ですが、それでも防カビ工事を行わなければ構造用合板や大引きにカビが大量発生してしまいますので、酷く傷んでから防カビ工事するのではなく酷くならないうちに防カビ工事しカビ繁殖を止めましょう。
床下業者が「カビが酷く発生している」「今すぐ防腐防カビ処理などをやらないと大変なことになる」と騒いでお客様を不安にさせる商売をしていますが、弊社が潜ると大したことない床下であったりします。逆に酷いカビ過ぎると床下業者は回避することが多く「これは専門業者に依頼したほうが良い」と言われたこともあります。床下業者は防腐防カビ剤や防腐防カビ防蟻剤などを噴霧しているはずなのに何で?となります。
床下業者はまともなカビ取りや殺菌消毒は行っていません。ですので酷いカビの時は責任回避する傾向が強くあることを皆さんは知ってください。
床下業者に「カビが発生している」と言われたら、迷わずプレモまで問い合わせ・相談ください。床下高40cm以上、床下点検口があり45cm角以上あれば下見や防カビ工事対応可能です。
埼玉・東京に対応しています。千葉や神奈川にも対応しています。群馬・栃木・茨城にも対応しています。
問い合わせするのは勇気が要ります!緊張もするでしょうがまずは気楽に問い合わせ(電話やメール)ください。解決策が見つかるかも知れません。
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