有限会社プレモ

GLボンドにビス打ちすると錆が発生し壁内結露でカビ大繁殖

GLボンドにビス打ちすると錆が発生し壁内結露でカビ大繁殖

GLボンドにビス打ちすると錆が発生し壁内結露でカビ大繁殖

2024/05/28

GLボンドは壁内結露の温床に

GLボンドで石膏ボードを止めた壁に、さらに釘打ちやビス打ちをするのは絶対に避けましょう。
写真のように、結露によって釘やビスが錆びてしまい、施工不良が一目で分かるみっともない状態になります。

また、GLボンド工法の多くは壁内に断熱材がなく、壁内結露の温床となります。
その結果、石膏ボードの裏側やコンクリート躯体にカビが繁殖し、表面の壁紙にまでカビが広がる深刻な事態に陥ることがあります。

壁内結露が酷くなる高さ

壁内で発生した結露は下へと落ち込み、床から1m程度の高さを中心にカビが大量繁殖する傾向があります。

このまま放置したり、簡単な対策だけで済ませようとすると、後々大きな被害や費用負担につながります。

本来であれば、壁を解体しGLボンドも撤去したうえで断熱工事を行うことが最善です。
ただし、この方法では壁が手前に出て部屋が狭くなるため、予算に余裕があり、空間の狭さを許容できる方限定の工事になります。

解体時には必ずコンクリート躯体に防カビ工事を徹底することが欠かせません。

GLボンド撤去後一般的な断熱工事

一般的な断熱工事では、垂木で木組みを行い、スタイロフォームなどの断熱材を入れて石膏ボードを張り、その上から壁紙を仕上げます(※写真)。

ただし注意が必要です。
垂木を止めるビスが冷橋(ヒートブリッジ)となり、そこからカビが発生することがあります。
また、マンションや団地の管理組合によってはコンクリート躯体へのビス打ちを禁止している場合もあるため、事前確認が必須です。

弊社が依頼している大工によると、この方法では片面で約9cm壁が出っ張るとのこと。
正しい工法ではありますが、部屋が狭くなるデメリットもあり、判断は簡単ではありません。

 

まとめ

GLボンド壁は結露やカビ被害が非常に多く報告されています。
安易に「ビス打ち」や「片手間の補修」を選ぶと、数年後に壁内結露とカビ大繁殖に直面することになります。

結露やカビでお困りの際は、まず専門業者へご相談ください。
埼玉県上尾市から片道30kmの地域および埼玉寄りの東京一部地域に対応しております。

👉 関連記事:[【断熱工事の勧め】GLボンドは要らない]

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