有限会社プレモ

【千葉県千葉市】コンクリート下地に珪藻土塗りは結露カビ対策にはならない

【千葉県千葉市】コンクリート下地に珪藻土塗りは結露カビ対策にはならない

【千葉県千葉市】コンクリート下地に珪藻土塗りは結露カビ対策にはならない

2023/04/16

千葉県千葉市美浜区のマンションで見たコンクリート下地直塗り珪藻土。
今では伺うことが少なった地域ですが、以前は防カビ工事しておりました。

このブログでは、コンクリート下地に珪藻土を塗っても結露カビ対策にはならないことを知っていただければと思います。

 


リフォーム会社の珪藻土を勧める営業トークを信用してはいけない。

 

リフォーム会社が「調湿効果の高い珪藻土を塗ればカビ防止になる」と言う営業トークをすることがありますが、それは間違いで鵜呑みにしてはいけません。
(それぞれの立場で別の視点から珪藻土の有用性を主張してもコンクリート下地直塗り珪藻土が良いはずがありません。コンクリート下地に発生する結露を珪藻土が取り込み放出する間もなくカビが繁殖してしまう事例を今まで多く見て来ました。)

 

 

珪藻土の調湿効果には限界があります。

 

写真をご覧ください。
珪藻土が如何に薄く塗ってあるか分かりますでしょうか?

珪藻土を塗る職人は、一定の珪藻土でどれだけ広い面積を塗れるか?が良い職人と判断されます。つまり薄く塗ればOKなのです。

ところが、調湿効果はそんな塗り厚の薄い(せいぜい1cmあるかどうか)珪藻土で広大な室内空間の調湿効果など出来るはずがなく、湿気を珪藻土が取り込み過ぎて保湿剤になりカビを発生させることになりますので、珪藻土の調湿効果は確かにあるにせよ過信するのは危険です。

 

 

珪藻土はコンクリート下地直塗りはカビを繁殖させる悪手でしかない。


特に、コンクリート下地直塗りは危険そのもの。
当然のようにカビが発生後の後始末をどうするのか?をリフォーム会社に確認してから珪藻土をどうしても採用したい方はするべきでしょう。

また、珪藻土を厚く塗ればOKなのか?という問いもあります。
実は、珪藻土自体はカビやすく、結露などの水分を取り込み過ぎるとカビが発生してしまうのです。
先ほど書いた保湿剤化してしまいます。

 

そのため珪藻土を厚く塗れば良いのでは?と思う方もおられるでしょうが、厚く塗ると良いように思えますがその分コンクリート下地に接触している珪藻土がカビても分かり難くなります。

珪藻土は細かい粒子の塊ですので、1つ1つの細かい粒子にカビが発生した時はどうすることも出来ないのが実情です。(プレモでは柔らかい珪藻土は掻き落とすことをお勧めしています

 

 

珪藻土にカビを繁殖させないためには。

例え、珪藻土表面に防カビ施工しても一定期間しか効果が持続しないことがあり、柔らかい珪藻土の場合表面に防カビ工事すると加水分解が発生し、ボロボロと自然落屑する最悪の部屋になることがありますので柔らかい珪藻土表面に防カビ工事するのは注意する必要があります。

 

柔らかい珪藻土は酷いカビ臭が発生することがありますので、カビ臭で健康を害したり部屋を使えなくなることもありますので気を付けましょう!

 

珪藻土にカビを繁殖させないためには「住み方の工夫」(空気の循環と乾燥)を毎年12月~翌年GW明けまで日々行うようにしましょう。(管理をある程度行わないとカビが繁殖する建材でもあります)

 

ただ、塩化ビニール製品である壁紙が嫌い!とか自然派が好きなどの理由で珪藻土を選択するのは間違っていることを知りましょう。

 

以上の珪藻土は柔らかい珪藻土の話になります。

弊社では、柔らかい珪藻土がコンクリート下地に塗られている時は、掻き落としてコンクリート下地に防カビ工事し壁紙仕様に変更することを強くお勧めしています。

 

 

掻き落とし後のコンクリート下地にプレモ防カビ結露対策工事を行う場合

 

掻き落とし後のコンクリート下地がどうしても結露する場合は、剥がれることが前提になりますがプレモ防カビ結露対策工事をお勧めすることがあります。

 

プレモ防カビ結露対策工事を行う際は、お客様のご理解があってこそ!になります。(結露対策用シートが剥がれやすい状況での施工になりますので、剥がれた場合は補修では無くやり直しになります)

 

また、工事においては下地調整に時間がかかることがありますので、せかさずじっくりコンクリート下地の柔らかい珪藻土を剥がすための下地調整にお客様のご理解が必要になります。

 

出来る限りの下地調整を行った上でもシートが剥がれる可能性があります。
その際は、やり直しになります。
シートが剥がれることをご理解いただかないといけません。
さらに剥がれた際は全額弊社負担でやり直しすることは行っておりません。
お客様におかれてもリスクがあることをご承知いただく必要があります。

 

プレモ防カビ結露対策工事を採用したお部屋は、長年困っている結露を抑止することが可能になり、お部屋が少し暖かく感じるようになります!

 

 

珪藻土を塗る条件を知っていますか?


どうしても珪藻土を採用したい場合は、珪藻土を塗る条件があります。
通気性が良いこと。(気密性の高い集合住宅やRC造住宅は不可)

結露が少ないこと。(結露する窓際や密閉空間に塗ってはいけません)
コンクリート下地が無いこと。

海や山、川や湿地帯(森林)、斜面などの立地環境ではないこと。
珪藻土にカビが発生した際、カビ処理について自分で出来るか?を判断出来ること。
壁紙表面に珪藻土を塗らないこと。(DIYもリフォーム工事でもダメ)

建築会社やリフォーム会社や職人の方とは意見の相違もあると思いますが、あくまでも防カビ工事専門業を18年継続している弊社から見た“柔らかい珪藻土”についての見解になります。

 

 

柔らかい珪藻土のカビやカビ臭でお困りの時は、プレモまで問い合わせください。
 

埼玉と東京の一部地域、埼玉寄りの千葉の一部地域にも対応します。
アフターメンテナンスまで考えなるべく埼玉県上尾市の事務所から近い場所に対応するようにしています。

 

問い合わせはこちらからどうぞ。​​​

----------------------------------------------------------------------
有限会社プレモ
〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 090-4023-4337(担当:山田)


埼玉で部屋のカビ対策なら

埼玉でご自宅のカビ臭対策なら

----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。