塗装はカビます
2025/05/15

押入れ天袋塗装カビ
塗装(ペンキ)はカビます。
塗装にカビが繁殖する理由は2つあると考えます。
➊ 塗装が再塗装の場合、下地処理を怠っている。
❷ 新しく塗装してもJIS規格の「防カビ剤入り」に本当の防カビ効果は無い。
■ 塗装下地処理とJIS規格
塗装が再塗装の場合、カビ取りや防カビ施工などの防カビ処理をせずにJIS規格の「防カビ剤入り」塗装を重ね塗りしていますので効果は限定的で「とりあえずこの場を何とか凌げればOK」と言う安易な対応で、カビが繁殖したらまた再塗装するの繰り返しを日常的に行っているのでいつまでも同じことを繰り返すようになります。(これは賃貸やスーパーや外食店舗などで良く見る光景です)
写真は押入れ天袋塗装カビですが、結露に弱く湿気がこもりやすい天袋含む押入れではJIS規格の防カビ(建物内外57種類のうち3~5種類止まれば「防カビ剤入り」になる甘い基準)になりますので明らかに間違った基準と言えるでしょう。
その基準に準じた塗装がカビ対策になり得ないことを職人やお客様は知るべきでしょう。(スーパーのジプトーン天井のように重ね塗りしてカビを誤魔化すことを継続しているのは分かってやっているので話になりません)

押入れ壁塗装カビ
押入れ壁に塗装してはいけません。
塗装はいつまでも塗装で対処しなければいけませんので、カビが止まらないことになります。
■ 結露が影響して塗装にカビが発生?
塗装壁も上記と同様で塗装下地がどうなっているのか?によって違いが出て来ますし、結露が発生してしまう押入れ壁に塗装しても結局“結露”でカビが繁殖してしまうことになりますので始末が悪く、カビ対策などまともに出来る状態ではありません。仮に塗装の上に防カビ工事しても結露で洗い流されてしまうのですから、やった効果はほとんど期待出来ないとお考えください。塗料に専用濃厚防カビ剤を混入させても結露に弱いことを変えることは出来ません。
住み方の工夫も相まって結露を止めることは簡単に出来るものではありませんので塗装カビのカビ対策は上手くいかないと思ったほうが間違いないでしょう。

玄関天井塗装カビ
玄関天井塗装もお勧めは出来ない仕上げ方法です。
寒暖差が激しい場所ですので“結露”が発生しますのでカビも必然的に繁殖してしまうことになります。
カビ取りと再塗装の繰り返しになり、住んでいる人は非常に疲れる玄関天井塗装仕上げになります。
寒暖差の激しい玄関天井・外壁側の壁天井に塗装はなるべくなら最高出来ればと思っております。
■ 断熱塗料は効果あるのか?
塗装で何とかしようとした時に回答らしきものになるのが「断熱塗料」です。ですがこの断熱塗料もカビやすいの注意が必要です。極端な書き方をすると「塗った先からカビて来る」ような感覚になることがあります。
塗れば塗るほど効果があると言われる断熱塗料ですが、いくらでもカビが繁殖しますのでクレームが絶えないのでリフォーム会社や塗装職人は頭を抱えることになるでしょう。
何事もカタログスペックなどで判断するの間違いだと思ったりしていますが、これは実際に使用した塗装職人たちの意見ですので参考程度にしていただければと思います。
少なくとも弊社では断熱塗料をお勧めすることはありません。
問題は用途だと思います。
何のために塗装するのか?何のために断熱塗装するのか?の理由が重要です。

浴室天井塗装カビ
浴室塗装にカビが非常に多く発生します。
そのためお客様自ら浴室用カビ取り剤を片手にシュッシュッと日々吹き付けていることでしょう。
ですが、それでカビが止まりましたか?酷い時は写真のようにケイカル板を止めている釘が錆びて来たりしますので、安易な塗り替えはお止めください。
■ 浴室塗装はどうするか?
公営賃貸住宅(都営アパートなど)では浴室塗装仕上げが多くカビだらけになった浴室を使用し続ける入居者も大勢います。
カビだらけの浴室は、換気が出来ない&結露が発生するのでこれ以上無い最悪の浴室になっています。
弊社では、徹底的なカビ取り作業を行いカビの漂白効果で一見カビが無くなったようにします。➡次に、殺菌消毒を行い出来る限りカビを死滅させます。➡塗装に再塗装をするのですが、接着剤であるシーラー・中塗り仕上げ塗りの塗料に濃厚な防カビ剤を投入し混入させることで防カビ塗装を行うことが出来ます。工事日数も費用もそれなりにかかります。(詳細は下記おすすめ記事を参照ください)
事前に弊社ホームページのメニューを参照いただければ費用の目安が分かると思います。
◆ まとめ
塗装はカビやすいので新規塗装はなるべくならお止めください。(塗装は剥がすことが困難ですので回避いただければと思います)
再塗装する時は、下地処理に防カビ工事をお忘れなく。
通常の再塗装より弊社防カビ塗装のほうが効果が高いと確信しており、安易な断熱塗装は回避するようにお願いしています。
断熱塗装は、結露する壁(特に輻射式冷房器具の周辺)に塗るとカビやすくなりますのでご注意ください。
JIS規格はカビについて言えばかなり大甘な規格ですので過信してはいけません。
塗装のカビでお困りの時はプレモまで問い合わせください。
埼玉と東京の一部地域に対応します。
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