アルコールを使用してもカビやカビ臭対策にはならない
2024/09/03
アルコールはカビに効き目無し
カビはたんぱく質分解をしなければ死滅しません。アルコールやエタノールのような薬剤はカビ細胞膜の水分を蒸発させることでカビを死滅させるのですが、現実にはアルコールは揮発性物質であり揮発させないために蓋をしないといけません。さらにカビとの接触時間も長く漬け置きしなければいけませんが、先ほど書いたように揮発しますので蓋も出来ず、アルコールを噴霧しびしょびしょに濡らしてもあっという間に乾燥しますのでカビとの接触時間も短いのでカビを死滅させるだけの効果は期待出来ません。それもでやり続ける人がいます。写真の押入れベニアにカビやカビ臭が発生するのでアルコールを使い続けた結果、何度も再発する上カビ臭さが除去出来ないので困った実例がいくつもあります。堂々巡りするようなアルコールやエタノールでカビやカビ臭を何とかしようとするのはお止めください。※カビ色素もアルコールでは除去することは出来ません。ベニアなどの表面に繁殖したカビをアルコールで引き伸ばしているだけで、カビの繁殖範囲が広がることになります。こちらの押入れは防カビ工事しカビ再発も止まり、カビ臭も消失しました。選択を間違えるといつまでもアルコールを購入し噴霧し続けることになります。それでも皆さんはアルコールを使用し続けますか?間違ったネットやTVなどの情報に騙されないでください。
【関連ブログ】消毒用エタノールや高濃度アルコールでカビは死滅するか<追記アリ>
カビ臭い押入れやカビが繁殖している押入れベニアでお困りの時はプレモまで問い合わせください。
アルコールで珪藻土カビ除去?
珪藻土を塗って3年程度でカビが繁殖して来たお住まいがありました。奥さんがアルコールや除菌ティッシュなどでカビ取りしたのですが一向に良くならず、むしろカビが広がり始めてアルコールが効かないのでは?と思うようになりました。そう!アルコールはカビに効果が乏しいのです。自分の住まいがカビ繁殖になって初めてアルコールがカビに効果が無いことを知るのです。カビは確実に拡大します。珪藻土を販売している会社は➊アルコール噴霧 ❷浴室用カビ取り剤使用
❸ほうきで掃く ❹カビが発生した箇所を削り、同じ珪藻土を塗る などの方法を教えてくれますがいずれも間違いですのでやってはいけません。写真のように色が付いている場合は酸素系漂白剤(液体タイプ)の過酸化水素を使用するのが妥当です。ラベルの成分表示をみてください。カビは脱色されますが脱色されるだけですので勘違いしないでください!カビは確実に再発します。答えは珪藻土掻き落とし防カビ工事(柔らかい珪藻土の場合)です。ですが日本家屋のような壁に全て珪藻土を塗られていると珪藻土を生かしたいと思うのが皆さんのこだわりになります。パッパッと防カビ工事して終わるものではありませんし費用も時間もかかりますので珪藻土のカビやカビ臭は本当に厄介なのです。
少なくともアルコール噴霧や除菌ティッシュ、エタノールは使用不可とご理解ください。
カビやカビ臭が気になる珪藻土でお困りの時はプレモまで問い合わせください。柔らかい珪藻土は掻き落とし防カビ工事壁紙仕上げが一番です。
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有限会社プレモ
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