天カセエアコンの配管結露と天井カビ
2022/12/26
天カセ(天井埋め込み型)エアコンの冷媒管結露による天井カビは年々増えています。
天カセエアコンと言うのは、事務所や店舗でも見られる四角い天井埋め込み型のエアコンになります。
写真は、東京都江東区の建物の天井裏になります。
正直、ここまで天井裏がカビだらけと言うのは初めて見ました。
それくらい酷過ぎて、防カビ工事どころの話ではありません。
解体し、作り直さないと建物として使うことが出来ません。
解体して、配管に保温材を二重に巻いても結露は止まらない可能性があるので天カセエアコンの使い方が重要になると思っています。
天井裏にロスナイ(24時間換気)を設けても効果は期待は出来ないでしょう。
いい加減な建設会社が建物を建てると、配管に保温材が巻いてない&結露対策が何もなされていない・・・ ために結露が天井裏石膏ボードに溜まりカビ大量発生してしまいます。
天カセエアコンの使い方としては、設定温度がヤバいこと。(設定温度を20℃以下にすると結露が天井裏に大量発生し、池のようになります)
写真のような板金やコンクリート打ち放しなどに冷えた空気が当たると結露発生してしまいます。
つまり、大規模な改修工事が必要不可欠になります。
建築会社は大変です。
室内を見ても、天井から垂れた結露が室内壁裏などにカビを発生させることにもなりかねませんので、解体後危険な場所には防カビ工事を少しでも多く行い結露が多少流れてもカビを発生し難くさせないといけません。
難しいことは百も承知ですが、そのまま建材交換しただけではどうにも対処が出来なくなるでしょう。
小手先で何とかなるレベルではありません。
同じことを何度も繰り返していると建築会社の信用に関わって来ます。
カビを軽視しないで、大規模改修工事をするべきだと思っています。大規模改修しても冷媒管結露は改善されないことが多いので困ります。
建物のカビやカビ臭でお困りの時は、ご相談いただければと思います。
埼玉と東京の一部地域に対応しています。埼玉寄りの千葉と東京寄りの神奈川に対応しています。
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