【埼玉・東京】壁紙コンクリート下地カビにアルコールは効かない

壁紙下地からのカビらしきものが発生し、建築会社に工事を依頼したら対応に苦慮している様子を見てお客様が不安に思ったそうです。これは東京都目黒区での実際にあった話。カビの専門業者じゃなければ回避したくなる状況ですので理解はしていますがその後の対応がダメでした。

建築会社の現場監督が写真のようなアルコール除菌製品を持って来て「２週間毎日この製品で拭き続けてください」と言って帰ったそうです。お客様は２週間拭き続けましたが、カビ色素はキレイにならず困ってしまい、弊社に相談されました。消毒用エタノールや高濃度アルコールや上記のアルコール除菌製品でカビが死滅することはありませんし、カビ色素がキレイになることもありません。

建築会社の方も何でカビが発生したのか？を理解する余裕が無かったのでしょう。最初から防カビ工事を考えればキレイになることが出来、カビの再発も防止出来るのですが、問題はコンクリート下地に繁殖したカビの原因です。間違いなく“結露”であることは間違いありませんので、防カビ工事後壁紙張りをするのは妥当ですが、もうひと手間工夫を凝らすことが必要になります。

結露するコンクリート下地には防カビ結露対策工事がお勧め！併用して生活の仕方の工夫（空気の循環と乾燥）を実践してもらうことが肝心です。結露を減少させ、カビ防止するのが防カビ結露対策工事と生活の仕方の工夫になります。

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