カビ臭い砂壁の和室で生活すると健康に悪い

カビ臭い砂壁和室は健康に悪く、呼吸器疾患や皮膚疾患を持病とされる方・妊婦や赤ちゃん・術後自宅療養される方・長期間抗生物質を服用されている方・高齢者には禁忌と言えるでしょう。住んでいると自宅の和室砂壁が如何にカビ臭いか？を理解出来ないことがあります。カビ臭も一般の臭いと同じく慣れがありますのでちょっと生活するだけで「これが我が家の臭い」と錯覚する方も少なくありませんのでカビ臭い砂壁が当たり前になるのだけは避けましょう。咳き込むようなカビ臭に慣れるのが一番健康に良くないことです。鼻の利く弊社に嗅がせれば正直な感想をお伝えします。

写真は、埼玉県さいたま市緑区の戸建住宅和室の砂壁掻き落とし時になります。丁寧に掻き落とし作業をしましたのでカビ臭さはかなり減少しました。それでも残留するのがカビ臭ですので、減少した和室のカビ臭に慣れてしまってはいけません。さらに壁下地にカビ（真菌と言う微生物）が繁殖していますが目に見えませんので、掻き落とし後は防カビ工事するに限ります。一般のリフォーム工事では砂壁の上に石膏ボードを貼ったり、コンパネ（合板）を貼ったり、掻き落とし後にコンパネ（合板）などを貼るケースもありますが、防カビ工事無しは片手落ちと言えるでしょう。

砂壁掻き落とし後の壁下地に防カビ工事は必須。お客様の中には色付き砂壁を大事にされており、カビが発生した色付き砂壁の上から何とかカビだけ除去してくれませんか？を聞かれる方がおられますが、正直小さな粒子の塊である砂壁の表面に防カビ工事して薄い塗り厚の砂壁内部の細かい粒子にカビ取りや殺菌消毒、防カビ施工まで効かせるのは無理があります。長年の経験で言えば確実にカビ臭を感じ難くさせるならカビ臭の元になる砂壁を掻き落とし、壁下地に防カビ工事するのがマストであると断言します。中途半端な工事や片手間な対応が一番いけないことです。ぜひ知っていただければと思います。

６帖クラスの砂壁和室の掻き落とし→壁下地防カビ工事→壁紙張りまで行って工事期間は３日間です。押入れの大きさにもよりますが、押入れ内部のベニアまで防カビ工事して税抜￥250,000-ほどです。天井は状況次第では防カビ工事することがありますが、写真のさいたま市の住宅では天井材（ラミ天など）に防カビ工事は行わずに終えています。工事金額が30万円は超えたくなかったので、殺菌消毒を天井に向けて空中散布をしております。元々カビ臭い原因は砂壁でしたので押入れ内部としても天井材は必要ないと判断しております。カビ臭い砂壁和室でお困りの時は、プレモに問い合わせください。埼玉県・東京都を中心に対応しています。千葉県や神奈川県は一部地域に対応しております。