建築中雨に濡れた注文住宅構造用合板カビには防カビ工事を

建築中雨に濡れた注文住宅や建売住宅を目にすることがあります。
養生をしっかりしているところもあれば、明らかに中途半端な養生をしている
建築中住宅もあります。

雨に濡れると１階フローリング下地材になる構造用合板にアクやカビが発生して
しまうことがあります。

 

床下を見ると、雨水が溜まっています。

雨水が溜まっているのは稀だと思いますが、何かしら雨水が溜まっていることが

あるものです。

 

 

ここで問題になるのが、対処が遅れること。
床下に溜まった雨水は水抜き作業は最後になります。
だから床下にカビが発生することが多くなるのです。
※特に床下基礎内断熱工法の場合、構造用合板や大引きに大量のカビが発生して

しまいます。

構造用合板は、判断が遅れると工期を延ばすことが出来なくなりますので、その

まま雨に濡れた構造用合板にフローリングを貼ることになります。

 

高い水分含有量の構造用合板にフローリングを貼るのでカビが時限爆弾のように

発生してしまいます。

 

 

対策としては、交換出来る構造用合板は全て剥がすことが必要です。

そして、床下に溜まった雨水を処理するなどしながら、床下の湿気を逃がすこと

が重要です。（剥がした後大引きや根太、基礎に防カビ工事することをお勧めします）

 

交換が出来ない時、交換したくない時は、防カビ工事するのが妥当でしょう。

 

 

雨に濡れた注文住宅や建売住宅でカビやカビ臭が発生した時、動きが遅い建築会
社が多いのですが早めの対応がお客様の信頼を得る秘訣ですから、カビやカビ臭
で困った時は防カビ工事を建築会社の皆さまは検討していただければと思います。

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