結露はカビ繁殖の最大原因です
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結露はカビ発生の最大の原因です。放置すると壁紙や下地に黒カビが広がり、見た目だけでなく健康被害や入居者からのクレームにもつながります。
プレモでは、まず既存のカビを専用の防カビ工事でしっかりリセット。その上で「結露対策工事」を組み合わせることで、結露とカビに強いお部屋へと改善します。これにより、賃貸物件を所有する大家さんや、団地・マンションなど集合住宅にお住まいの方にとっても安心できる空間を実現し、資産価値を守ります。
弊社の結露対策工事は、壁紙仕上げ・塗装仕上げの両方に対応。施工後は長期間にわたりカビ発生を防ぐことが可能です。
対応地域は埼玉(上尾市の事務所から片道30km)を中心に、東京の一部地域。お部屋の壁や天井の結露・カビでお困りの大家様、管理会社様はぜひご相談ください。
防カビ結露対策工事の特徴
「カビを止めるにはまず結露から」を重視しています。コンクリート直張り壁紙のコンクリート下地の防カビ工事を以下の3ステップで行います。
1. カビ取り – 既存のカビを丁寧に除去(漂白+殺菌)
2. 殺菌消毒(追い殺菌) – 残存菌や目に見えないカビの芽を処理
3. 防カビ施工 – 結露対策用シートを施工し、カビの発育を阻害する環境を整備
コンクリート下地にカビの発育阻害環境を作った後に、結露を直接抑止する結露対策工事を行います。
防カビ施工に使用する防カビ剤は、建物内外に頻発する57種類のカビを含む200菌以上のカビに効果があり、人体に安全性が高い非流出性の複合抗菌剤を使用しています。
📷写真は、コンクリート下地防カビ施工になります。
結露対策用シートの特徴
・シート厚4mm未満で圧迫感がありません
・大きな音が出ない工事なので安心です
・窓枠やドア枠、巾木や廻り縁を交換不要で余計なリフォーム費用がかかりません
シート自体に調湿効果があり、据え置き型除湿機と併用すればさらに長持ちします。
最後に、吸放湿壁紙張りを行えば完了し、結露やカビに強いコンクリート下地になります。
防カビ工事だけでは結露を止めることはできません。
結露を止めるからこそ、防カビ工事の効果が最大限に活かされるのです。
品川区の事例:天井エアコン上に広がる結露とカビ
東京都品川区の分譲マンション。リビング外壁側の天井、ちょうどエアコン上に結露が発生し、壁紙下地からのカビ繁殖を心配したお客様からご依頼をいただきました。
天井コンクリート直張り壁紙の結露は、最も危険なカビ繁殖の条件をつくります。結露水が壁を伝い、壁紙や下地に広がることで、部屋全体にカビ臭をもたらすこともあります。
今回は、防カビ工事と結露対策工事を同時に行うことで、結露を抑え、カビに強い天井環境をつくることができました。「カビを止めるにはまず結露から」 —— その原則を体感していただいた事例です。
📷結露が発生すると、写真のようなジョイント部分の剥がれが目立ちます。
小平市の事例:結露水が垂れる賃貸コンクリート直張り壁紙天井
東京都小平市の賃貸マンション。大家さんから「入居者から結露と湿気がひどいと苦情が出ている」と相談を受けて伺いました。実際に現場を見ると、天井の結露は想像を超えるレベルで、水滴が床にまで垂れる状況。「こんな結露が発生する部屋だと分かっていたら契約しなかった」と入居者様に言われ、大家さんも頭を抱えていました。
それでも、防カビ結露対策工事を実施することで、コンクリート直張り天井の結露を直接抑止することができました。結露対策用シートの効果は大きく、施工後はカビ臭も収まりました。これほどの天井結露がこの厚み(4mm未満)で止まるのか!と驚いた現場でもありました。
豊島区の事例:退去するたびにカビるコンクリート直張り壁紙の壁
退去のたびに同じ場所にカビが発生するコンクリート直張り壁紙。賃貸とはいえ、繰り返し同じ壁が結露するのは、家電製品からの熱や動かない空気が原因でした。
大家さんに「またカビが発生している」と報告すると、「どうしたら良い?」と真剣に相談を受けました。そこで「防カビ結露対策工事が一番です」とご提案し、了承をいただきました。
「結露が止まるならやらない手はない!」という大家さんの一言で工事が決定。壁紙張りは知り合いの内装業者様が担当され、プレモは結露対策用シートの施工を行いました。
施工後に確認したところ、手触りはサラサラで、以前の結露が嘘のように消えていました。退去のたびに発生していたカビの悩みが、結露を止めることで解決できた事例です。
📷写真は、壁紙剥がし後のコンクリート下地カビです。
杉並区の事例:長年のコンクリート直張り壁紙の結露カビで困る
東京都杉並区の築古マンション。お部屋の壁はコンクリート直張り壁紙で囲まれており、長年にわたり結露とカビに悩まされていました。コンクリート直張り壁紙は結露が激しく発生しやすく、結果としてカビ繁殖の温床になります。📷写真は、著しくカビが発生したコンクリート下地と壁紙の様子です。
今回、防カビ結露対策工事を実施したことで、室内に蔓延していたカビやカビ臭を一掃。さらに結露対策用シートの効果で、結露が発生しにくい環境へと改善できました。
同じ悩みを繰り返さないためには、コンクリート直張り壁紙の下地こそ、防カビ結露対策工事が必須であると確信しています。埼玉県上尾市から都内へも伺い、結露カビに困るお部屋を改善しています。
横浜市青葉区の事例:分譲賃貸大家さんもコンクリート下地結露カビに悩む
神奈川県横浜市青葉区の巨大団地の一角を所有する分譲賃貸の大家さんからのご相談でした。
「2年前に壁紙を張り替えたのに、下地からカビが繁殖して困っている」とのこと。実際に伺うと、カビ臭も強く、入居者もカビを気にしていましたので、寝室で使用するには良い環境でない状況でした。
この大家さんとは以前にも壁紙張替え防カビ工事をご依頼いただいており、その経験からも「わずか2年でのカビ再発」は大きなショックだったそうです。
今回は寝室として使われているお部屋に、防カビ結露対策工事をコの字型で施工。結露を抑えることで下地からのカビ繁殖を防ぎ、室内のカビ臭も解消しました。
施工後は「これで入居者にも安心して貸せる」と大家さんに大変喜んでいただき、入居者様も快適に過ごせる空間となりました。「カビやカビ臭を止めるには、まず結露から」を実践することこそ、再発を防ぐ唯一の方法だと改めて感じた事例です。
さいたま市の事例:9月に壁が結露?と目を疑う夏型結露の壁
夏型結露が発生した合板下地に発生し、防カビ結露対策工事を行った事例です。
西日が強く当たる外壁側では熱がこもりやすく、室内をエアコンで冷やし続けると温度差によって結露が発生します。今回施工したのは9月でしたが、壁紙を剥がすと下地の合板が結露でぐっしょり濡れており、工事が終わるか心配になるほどの状態でした。カビも広範囲に繁殖していました。
施工は、まずお部屋全体の防カビ工事で既存のカビを徹底的にリセット。その後、翌日に結露対策用シートを貼り、さらに翌日に壁紙を仕上げました。これにより合板下地を結露とカビから守り、施工後は安心して暮らせる環境を実現しました。
ただし、どのような施工をしても「住み方の工夫(空気の循環と乾燥)」は欠かせません。最低限の除湿対策をしていただくことで、結露対策用シートの効果と寿命がさらに高まります。
合板下地の結露やカビでお困りの際は、ぜひプレモへご相談ください。
対応エリアは、中心対応エリア:埼玉県内43市町(上尾市から片道30km圏を基準に無料下見対応)ご相談エリア:東京都の一部地域(練馬区・板橋区・北区・足立区など)※その他はご相談ください。
入間市の事例:退院する前に部屋を結露とカビに強い状態に
ご家族が病院から退院する前に「自宅で安心して療養できる環境を整えたい」というご希望をいただき、防カビ結露対策工事を提案・実施しました。
壁一面(長手方向)と腰窓下の壁は新規石膏ボードではなく、既存石膏ボードを活かして防カビ結露対策工事を施工(一部は石膏ボードを交換)。天井はコンクリート直張り壁紙でしたので、同様に防カビ結露対策工事を実施しました。
施工後は、壁に頭をぶつけても多少のクッション性があり、安全面でも安心。注意点として、突っ張り棒はシート変形の恐れがあるため使用不可とお伝えしています。
これで結露やカビを心配せずに退院後の生活をスタートできるお部屋になりました。自宅療養される方にとって、結露やカビは健康を大きく害する要因です。 ご家族の安心のためにも、防カビ結露対策工事をご検討ください。
世田谷区の事例:結露で長年苦しむ押入れカビとの決別
賃貸築古マンションにお住まいのご夫婦が、長年にわたり押入れの結露に悩まされていた事例です。入居から1年後に押入れの結露がひどくなり、自己流でペット用おむつをベニアに貼り付けるなどの対策をされましたが効果はなく、やがて押入れ全体が使えなくなりました。7年間我慢し続けた結果、本来押入れに収めるはずの荷物が一部屋を埋め尽くすほどにあふれ、生活に大きな支障をきたしていました。同じように“押入れを開けるのも怖い”と悩まれる方は少なくありません
プレモでは、この押入れに「防カビ結露対策工事」を実施。まずベニアに付着したカビを徹底的に除去・防カビ処理し、翌日には結露対策用シートを施工しました。その結果、押入れを安心して使える空間へと改善することができました。
ただし、結露が特にひどい押入れでは、工事に加えて「住み方の工夫」も欠かせません。
・空気の循環を促す(押入れ扉を開ける、サーキュレーターで風を通す)
※ただしカビが繁殖している最中は行わないでください。
・室内を乾燥させる(キッチン換気扇の活用や据え置き型除湿機の利用)
こうした工夫を取り入れることで、結露対策用シートの効果や寿命がさらに長持ちします。工事後にはご夫婦も「住み方と工事の両方で快適に暮らせる」と納得され、安心して押入れを利用できるようになりました。
練馬区の事例:ガスファンヒーターによる押入れ結露被害
冬場にガスファンヒーターなどの暖房機器を使用すると、押入れの外壁側ベニアに強い結露が発生し、カビが繁殖してしまうことがあります。今回はそのためにベニアを交換し、防カビ結露対策工事を実施したケースです。仕上げには壁紙の張り替えも行いました。
築30年以上の分譲マンションでは、押入れベニア自体の断熱性能が低いため、暖房使用によって結露が強く出やすい傾向があります。そこでプレモでは、まず防カビ工事で既存のカビを徹底的に除去し、再発防止処理を実施。そのうえで結露対策用シートを貼り付け、ベニア裏側と室内側の温度差による結露発生を大幅に抑えました。
さらに、空気の循環や室内の乾燥といった「住み方の工夫」を取り入れることで、シートに取り込まれた水分を効率的に放出でき、効果や寿命も長持ちします。
押入れベニアの結露は放置すれば生活空間全体にカビ被害を広げる危険性があります。 お困りの際は、ぜひプレモにご相談ください。中心対応エリア:埼玉県内43市町(上尾市から片道30km圏を基準に無料下見対応)ご相談エリア:東京都の一部地域(練馬区・板橋区・北区・足立区など)
結露対策用シートの注意事項
弊社の防カビ結露対策工事の結露対策用シートの注意事項があります。
・塗料が塗られているコンクリート下地
・押入れや壁に使用される化粧ベニア・化粧ボードなどのプリント合板類のようなツルツルした建材には対応出来ません。
・突っ張り棒は禁止(変形の恐れあり)
・ビス穴(極力お止めください)
あらかじめご承知おきください。
よくある質問(FAQ)
カビと結露対策編
Q1. 結露とカビはどう違うのですか?
A1. 結露は温度差で空気中の水分が水滴になったもの、カビはその水分や湿気を栄養に繁殖した微生物です。結露は原因、カビは結果と考えると分かりやすいでしょう。
Q2. 冬だけでなく夏も結露は起きますか?
A2. はい。夏でも外気と室内の温度差が大きいと、壁や天井に結露が起きます。特に冷房を使うと、北側の壁や窓に結露が集中することがあります。
さらに、断熱材が入っていない壁や断熱不足の壁、戸建住宅では屋根形状の天井(片流れやロフト付きの2階など)も要注意です。夏場に「この部屋だけ異常に暑い」と感じる場合、屋根下地が結露している可能性があります。
また、西日が当たる部屋でエアコンを強く使い続けると、室内に表面結露が発生しやすくなります。
この結露が壁紙下地にまで及ぶと、カビの繁殖につながるため注意が必要です。
Q3. 湿気取りや除湿機や換気だけでカビは防げますか?
A3. 一時的に湿気を減らす効果はありますが、根本的にカビを防ぐことはできません。
特に気取り(置き型の除湿剤)は、少量の湿気には対応できますが、大量に発生する結露や湿気を短時間で除去することはできません。
一部製品を除き、大量の湿気を効率的に処理できるのは据え置き型の除湿機だけです。湿気取りをいくつ置いても期待する効果は望めません。
また、マンションや団地の場合は各部屋の温度差が大きく影響します。
リビングが南向きで暖かく、北側の洋室が極端に冷えると、暖かい空気が冷えたコンクリート直張り壁紙に触れて結露が発生し、カビの原因となります。
ただし「住み方の工夫」で結露を軽減することも可能です。
例えば、キッチンの換気扇を夜21時頃から朝7時頃まで回すだけで、北側洋室や腰窓、玄関ドアや枠の結露が大幅に減少します。
Q4. 珪藻土パネルを貼ればカビは防げますか?
A4. 珪藻土パネルは調湿効果がありますが、結露そのものを止めることはできません。湿気を吸って飽和すると逆にカビが出る場合もあります。
また、石膏ボードに直張りすると、剥がす際に石膏ボードまで傷める恐れがあります。
さらに、コンクリート下地に貼った場合は結露で逆にカビが繁殖する可能性があるため注意が必要です。
Q5. コンクリート直張り壁紙はなぜ結露しやすいのですか?
A5. 下地がコンクリートで冷えやすく、断熱材が入っていないため外気の影響を直接受けます。
その結果、壁紙表面に水滴がつきやすく、カビが繁殖しやすくなります。
Q6. 防カビ工事と防カビ結露対策工事は何が違うのですか?
A6. 防カビ工事は、「カビを漂白し、殺菌消毒して、出来る限り死滅させ、人体に安全性の高い防カビ剤でカビの発育阻害環境を作ること」を目的にしています。
一方、防カビ結露対策工事はこれに加え、「結露対策用シート」を用いて結露を抑止し、防カビ効果を長期間活かす工事です。
Q7. 結露でカビた壁紙は張り替えれば安心ですか?
A7. 壁紙を張り替えるだけでは不十分です。
なぜカビが発生したのか――コンクリート直張り壁紙なのか、断熱不足の壁なのか――原因を考える必要があります。
同じことを繰り返さないためにも、防カビ工事や結露対策を併せて検討することをおすすめします。
結露対策も頭の片隅に置いていただけると、より良い住環境につながります。
Q8. 防カビ結露対策工事はどのくらい持ちますか?
A8. 結露の頻度や量、除湿機の使用状況によって効果は変わります。
ただし、適切に施工された場合は3年以上の持続効果があるとお考えください。
また、除湿機の使用に加えて、夜間の換気扇稼働などの「住み方の工夫」を取り入れることで、結露対策用シートの効果をさらに長持ちさせることが可能です。
Q9. 自分でできる結露・カビ対策はありますか?
A. はい。窓を定期的に開けて換気する、除湿機を使う、家具を壁から少し離すなどは効果的です。
さらにおすすめなのが「住み方の工夫」です。
マンションや団地の3LDKを例に、キッチンの換気扇を夜間に回すだけで、北側の部屋の結露が劇的に減少するケースがあります。ドアは閉めたままで構いません。
この「住み方の工夫」は、別名 結露コントロール と呼ばれるほど効果を上げています。
実際に70歳代・80歳代のお客様からも「結露が大幅に減少した!」という感謝の言葉をいただいています。
結露をコントロールできると、暮らしがぐっと楽になりますよ。
Q10. 工事費用はどれくらいかかりますか?
A10. 部屋の大きさやカビの状態、結露の発生具合により異なります。
下見で状況を確認したうえで、最適な工事内容と費用をご案内しています。
結露とカビから住環境と健康を守る防カビ結露対策工事
コンクリート直張り壁紙の結露は、黒カビを発生させ、やがて石膏ボード下地にも広がります。これは見た目の問題にとどまらず、住む人の健康を損ない、生活の質を下げる大きな要因です。
プレモは「防カビ結露対策工事」でこの問題を根本から解決。大家さんの賃貸物件でも、個人様のマンションや団地でも、安心して暮らせる環境を取り戻します。
埼玉県上尾市から片道30km以内は下見無料。特に埼玉県内でのお困りごとには迅速に対応します。東京は一部地域のみ(大工工事が絡む時は)ですが、結露やカビでお悩みの際はお気軽にご相談ください。
「結露を止めなければ、カビは止まりません。」住環境と健康を守るために、今こそ対策を始めましょう。