【埼玉】小さな防カビ工事|杉柾天井カビは“部分施工”だと逆に目立ちます
2025/12/09
🟧 小さな防カビ工事でも「天井は全部」が基本です
港区の現場で、杉柾天井の一部に白カビが出ていました。
当初のご依頼は、
「カビが出ている端だけで大丈夫です」
というもの。
しかし、現場で天井全体を見ると…
✔️端だけ施工すると「まだら」が強調される
✔️ 部分施工はかえって“やっていない部分”が目立つ
✔️杉柾天井は吸湿ムラが出やすく、仕上がり差が顕著
だから、今回はご予算内の“小さな防カビ工事”でありながら、
天井全面を防カビ施工しました。
🟧 施工前(杉柾天井に広がった白カビ)
換気と湿度管理がカビを繁殖させるカギになります。
🟧 施工後(防カビ施工+乾燥でここまで復活)
臭いのしにくいカビ取りを実施すると、漂白効果が弱まります。
高齢者の方やペットを飼っている方の部屋などでは、カビがひどいくなる前に対応できれば理想です。
🟧 杉柾天井の“難しさ”
杉柾(すぎまさ)天井は木目が繊細で、吸湿による変色が出やすい材質。
防カビ工事では次の2点が特に重要です。
① 「カビ取り→殺菌消毒→防カビ施工」の三工程を正確に行うこと
薬剤を“塗るだけ”ではすぐ戻ります。
木部は菌が根を張りやすいため、防カビ工事が必須。
ここで重要なのは、強いカビ取り剤はつかない点です。
その塩梅が非常に難しいと感じています。
② 部分施工は色ムラ・質感ムラが出やすい
杉柾は光の当たり方でも見え方が変わるため、
“施工した部分だけ白っぽい・暗い”というリスクが非常に高い。
だから、小さな面積のご依頼でも天井全面施工が基本 なのです。
🟧 小さな防カビ工事は“拾える案件”ではなく“価値ある工事”
「小面積だから安く済ませたい」
そんなお客様の声に応えつつも、
✔️ カビを止めるための最低限の工程
✔️杉柾天井の特性
✔️ 仕上がりの自然さ
この3点を守るためには、
天井全面を正直に施工するしかありません。
防カビ工事しても、カビ取り剤の跡は残りますので、
お客様と相談した上で、壁紙張りを実施することも
可能です。
小さな防カビ工事は、
ただの“部分工事”ではなく、
「限られた予算で最大の再発抑止を考える専門施工」です。
🟧 まとめ
・和室天井は、部分施工だとまだらになり逆効果
・杉柾天井は吸湿ムラが出やすく特に要注意
・小面積でも天井全面施工が最適解
・小さな防カビ工事は3時間以内が条件です。
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有限会社プレモ
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